ユーザー数約5億人を誇る、Weibo(微博・ウェイボー)は、
中国語でミニブログという意味で、140文字の情報発信や
画像・動画の投稿など、twitterを真似た機能が多い上、
拡散性の高いプラットフォームとしているところから、
「中国版twitter」とも呼ばれています。
対中ビジネスを実施している企業にとって有効な
マーケティングツールとなっています。

数字で見るWeibo(微博・ウェイボー)

Weibo(微博・ウェイボー)の概要を数字で確認

中国最大のSNSと言われているWeibo(微博・ウェイボー)の概要について数字でご確認いただけます。
Weibo人気の理由

ネット閲覧規制

中国では、中央政府によるネット検閲によって多くのWEBサイトがアクセス制限の対象となっています。youtubeやtwitterなど、海外企業が運営するネットメディアを国内で閲覧できないため、中国企業が運営する類似サイトに人気が集中しています。

報道規制

中国のテレビ局や新聞社などのメディアは報道する内容をすべて事前に中央政府へ申請し、承認を受ける必要があります。逆に一個人が記者として情報を投稿するソーシャルメディアはそれがないため、人々にとって貴重な情報源となっています。

企業公式アカウント開設が有効な理由

若くて購買力の高いユーザーが集まる
マーケティングプラットフォーム
Weibo(微博・ウェイボー)のユーザーは、20~30代で全体の70%を占めており、また、収入も比較的高い人々がユーザー層となっています。
そのため、Weiboユーザーは一般のネットユーザーに比べて購買力が高く、特にインターネット経由での商品の購入頻度、額とも高くなっています。
(2016年8月時点)

3.25億ユーザーが企業公式アカウントをフォロー


Weibo(微博・ウェイボー)のユーザーは情報感度が高く、企業とコミュニケーションしたいユーザーがたくさん集まっています。

世界のトップブランドが公式アカウントを開設


中国最大のSNSと言われているWeibo(微博・ウェイボー)では、世界中のトップブランドや組織が公式アカウントを開設しています。
その数112万アカウント。日本企業はそのうち700社と1%にも満たず、まさに対中ビジネスをお考えの企業様にとってブルーオーシャンと言えます。

企業公式ページ概要

クーポンも付けられる強力な販促サイト
Weibo(微博・ウェイボー)の企業公式ページは、一般的なサイトと同等レベルの機能がついており、
SNSという枠組みを超えた販促ツールとしてご利用いただけます。
企業ロゴ
ロゴはメインイメージの中央に配置されます。
アップロード画像は、自動的に中心部がトリミングされるため、きれいに表示させるためには少しコツが必要になります。
背景画像
背景画像は、Weibo側で既に登録されている画像を選択することも、貴社オリジナル画像を設定することも可能です。
ローテーションバナー
特にユーザーに認知させたい情報をローテーションバナーで訴求することが可能です。例えば集客したいイベントの情報や、最新商品の紹介などのバナーを設定することで、周知効果を上げることができます。
※外部サイトへのリンクも設置可能です。
TOP固定表示のWeibo投稿
Weiboに投稿する記事の中でも、常にトップに持っていきたい情報はTOPに固定をすることが可能です。
企業情報
コーポレートサイト同様、企業情報を掲載することが可能です。
イベント情報
イベントを開催するとき場合は、投稿はもちろん、こちらにも掲載することが可能です。
最新クーポン
クーポンの中でも、最新のクーポンを掲載することが可能です。常に新鮮な情報をユーザーに届けることが可能です。
全クーポン情報
全クーポン掲載場所です。
ここにクーポンを掲載することで、訪日時の来店率アップを図る企業もいます。
CEO/スタッフ紹介
企業のブランディングの一環として、CEOやスタッフの人となりを掲載することが可能です。働いている人の顔が見えることで、企業に対する親近感が高まり、好感度を高めることができます。
写真アルバム
投稿時に一緒に掲載した写真はここにアーカイブされます。
関連アカウント
グループ企業のアカウントなど関連アカウントは、ここに掲載することが可能です。関連アカウントに設定することで、ユーザー間の移動がしやすくなり、両企業の相乗効果が見込めます。

WeiboとWeChatの違い

WeChat(微信・ウィーチャット)は、Tensent(腾讯・テンセント)という中国の会社が運営するSNSで、LINEやメッセンジャーのようにチャットツールとしての基本機能を持つものです。2016年3月のデータでは、登録ユーザー数は11億を超えており、Weibo(微博・ウェイボー)より勝っています。
企業アカウントも存在しますが、基本的には、個人ユーザー同士が、友人との交流を目的に利用するツールです。
WeiboとWeChatの大きな違いは、「TwitterやFacebook」と「LINEやメッセンジャー」との違いに似ています。
自分が情報発信をするのをメインとしながら、情報をシェアし合うことで交流するのか、それともチャットの会話を通じて直接、情報交換・コミュニケーションを取るかの違いです。
Weibo(微博・ウェイボー)とWeChat(微信・ウィーチャット)のユーザーの利用用途に合わせて、中国マーケティングを変えていくことで、より成果を上げることができると考えられます。では、具体的にはどのように使い分ければいいのでしょうか。それぞれの特性と使い分け方をみていきましょう。